みんなのうるてぃまおんらいん

ウルティマオンライン、瑞穂シャードで遊んでいる日記です。

創作

(飛鳥:#RPG) ダイコンアクターってなぁに?

なんとなくいい予感?
うん、今日は楽しいことがあるかもしれないなんて思いながらマジンシアのブローカーを眺めていたの。
そうしたらロクサネさんとバッタリ!
どうやらこの近所にある劇場でゲームをするんですって。
それを聞いたらワクワクしてしまって、当然私もご一緒させてもらうことにしました。

劇場というのはついこの間建てられたばかりの飛鳥オペラ座というところ。
建築家として名高い大陽寺さんという方が建てたとってもステキな建物なんです。
玄関前につくとバーチェニーさんとウェレンさん、それに赤影さんにリリーさんも来てました。
どんなゲームでなにが起こるのか、私のワクワクは高まるばかり。

中へ入ると黒熊亭のマスター、グレンさんがまっていたわ。
マスターが提案してくれるゲームはただ楽しいだけじゃなくて頭を悩ませてよーく考えないといけないって感じ。
一見すると強面で粗暴な印象を受けるけど、実はインテリジェンスの高い方なのかもしれないわね。

「今日やるゲームは ”ダイコンアクター” だ!」

人が集まったところでマスターからゲームの説明が始まりました。
私じゃうまく説明できないけど、簡単に言うと言ってはいけない言葉を決めておいてそれを言った人から脱落していくってこと。
それぞれが隣の人の分を決めて、それを上手くいわせるようにしたらいいってわけ。
なにはともあれさっそくやってみようとゲームスタートです。

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場所は劇場の舞台上、ということは演技をしながら会話を進めていくってことになるの。
マスターの出したお題は「デスパイスでPKに襲われた4人組」ですって!
体験したことの無いシチュエーションだからうまく会話を合わせつつ引っかからないようにしないとって緊張しちゃいますね。

そしてワード決め、私は隣のロクサネさんの分として「大変」を選んでみたの。
きっと 『今日は大変でしたわ』 なんて言うんじゃないかと期待してのこと。
でも誰も引っかからずにおしゃべりを続けてタイムオーバーとなりました。

ロクサネさんが決めた赤影さんのワードは「PK」、赤影さんはウェレンさんのを「今日」と決めてたよ。
ちなみに私のNGワードはウェレンさんの決めた「平和」だったみたい。
どれも普通の会話でぽろっと出てもおかしくなかったのに誰も言わないなんて!
こんな感じで一回戦は引き分けとなりました。

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いつの間にか客席には、ゲームの途中で話を聞きつけてやってきた方々が大勢いました。
ということは当然のように二回戦へー

でもね、一回戦では誰も引っかからなかったからって今度は一人につき4つも!NGワードが決められちゃった。
しかも壇上にあがった参加者は5人に増えちゃったし、マスターの司会進行は大変そう。
今度のテーマは「屋上で一人だけカメオを出したその帰り」だったよ。
私たちの時とは違ってがっかりシチュエーションじゃないんだ・・・・

今度はたっぷりと設定されたNGワードですからあっという間に脱落者が出てあっけなく終わっちゃう、なんてこともなく。。。
結構な駆け引きが繰り返された末、墓穴を掘った?ヒーローさんが一番手の脱落者でした。
すっごいくやしそうに叫んでましたね~

そしてお次はリリーさんです。
こちらもまさか!?から悔しさがにじみ出る様子でした。

お二人に共通しているのは話術が巧みなことかな?
どちらかというと優位に進めてそうだったんですけど誘導しようとした自分の言葉に自分のNGワードが含まれていた様な・・・・
策士策に溺れるって感じだったかな@@

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残った3人はつむぎさん、ねこかっぷさん、バーチェニーさんのお三方。
ここからが凄かったー
お題とかゲーム中とか全く感じさせないナチュラルな女子トークが続けられてましたね。
それなのに誰もNGワードに引っかからないんですよ!
誘導しているかなーってこともありましたけどそれぞれが華麗にスルーしあって結局時間切れです。

こんな感じで2回のゲームだったんですけど、これって見てる方もすごく面白いです。
自分のことじゃないのに駆け引きにドキドキするんですよね。

最後には多分予定してなかったはずのプレイヤー賞の発表がありました。
なんと!私がその一人に選ばれてしまいました!
マスターから褒めていただいてすごく嬉しかったなー

ポイント会話の誘導にスルーしたところだったみたい。
赤影さんの誘導に気が付いたのでそれに対して答えをはぐらかすようにしたのが良かったのかな。
そういえばこの間のインサイダーゲームや人狼も同じような思考と駆け引きのゲームですね。
 今まで触れてこなかったこういうゲームとかですけど、私って意外にこういうの好きなのかもなーって思いました。 
それと・・・・・もしかして嘘ついたりだましたりもむいてたりしたらそれはちょっと嫌かな><

でもあくまでゲーム、ゲームの中での話ですから勘違いしないでくださいね。
私は決して嘘つきでも詐欺師でもないですから!

(飛鳥:#RPG) 楽しくて怖い寂しい夜

この日夜遅くなってから、私の足は何となく黒熊亭へ向かっていた。
いつものようにユーのムーンゲートから出て北へ進んでいたところでねこかっぷさんに出会う。

「なぅなぅ♪ 黒熊亭でゲームやるんだってさ」

ゲーム!どんなゲームだろう。
私はワクワクしながらそのファンシーな後ろ姿を追いかけた。

黒熊亭につくと店内は半分くらい埋まっていてなかなか盛況に見える。
ただし全員がゲームに参加するわけじゃなく、普通にお酒を飲みに来ていた人たちもいたようだ。
うっかりしてたけどそれは当然のことで、この黒熊亭はあくまで酒場なのだから。

しかしそんなお客さんたちを放ったまま、マスターがカウンターの中から出てきた。
かと言ってお酒を楽しんでいるお客さんはそんなことを気にする様子はない。
きっと目の前にお酒がありさえすれば構わない、もしくはほっておかれることに慣れっこなのかもしれない。
私は開いている席に座りながら、吹き出しそうになるのを一人こらえていた。

カウンターから出てきたマスターがその反対側、壁に近いところに陣取った。
いつもと変わらない姿のまま、スカルキャップをくくっとかぶり直しゲームの説明を始める。

「これからやるゲームは ”インサイダーゲーム” だ」

インサイダーゲーム?初めて聞いたゲームだけど、聞いてみるとルール自体はそれほど難しくはなかった。
そう、ルールは単純明快でマスターが決めたことを当てるだけだ。
一人三回づつ質問をしてYes No で答えてもらって、そこから答えを導き出すというのが基本的な流れだ。
しかしそれをはじめから知っている人がいて、その人がインサイダーということみたい。

なんとなくルールがわかったところでゲームスタートとなった。
一人づつ質問をしていってお題が何かを絞り込んでいく。
残念ながら私はインサイダーじゃなかったので答えはわからない。
それでも全員の質問と答えを繋ぎあわせて最後はタイガーリリーさんが見事的中させた。

じゃあインサイダーは誰だったのか・・・・
自分では自分が違うことは知ってるけど、それは全員同じ事だ。
インサイダーだとばれてしまったらその人の一人負けになっちゃうんだからインサイダーも必死でごまかそうとするはず。
もう誰だか全然わからないし、全員が疑わしい。
結局インサイダーは大陽寺さんだったんだけど、みんなの意見はバラバラでうまいこと逃げ切られちゃったなぁ。
私はばーちんさんが怪しいと思ってたんだけど違ったね・・・・疑ってごめんなさい><

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ゲームが終わった後はBBNNというイベントのようなものがあるからとみんなでマジンシアへ。
場所は「飛鳥オペラ座」と名付けられたイベント会場でした。
観客席の作りとか、舞台上のカーテンの重ね方がとってもきれいでうっとりしちゃったなぁ。
客席に座っていると、目の前にシャンデリアが落ちてきそうに感じたし、ボックス席を空けておけといっただろ!!!って声が轟きそうでした。

そんなステキな会場の外で突然叫び声が聞こえたの。
聞き覚えのある声に大慌てで飛び出してみるとそこにはなぜかジョーダンさまが倒れてて・・・・・
なんで突然倒れたのか後で理由を聞いたら一言「青春だから」って言われてまったく意味が分からなかった。
ホント摩訶不思議で面白いね。

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そんなジョーダンさまとばーちんさんに誘われて今度はミノックへ行ってみた。
どうやらここでもなにかゲームをやるんだって。
先に来て待っていたリリーさんの他に、レオノアさんという方がいて初めてお会いしたから緊張しちゃった。
でもすごく礼儀正しくてしっかりものって感じだったな。
多分私の方が年は上だと思うんだけど、きっと育ちが違うのかなってちょっとだけ恥ずかしくなった。

そんな緊張感をほぐしてくれるつもりってわけはなかったと思うけど、ジョーダンさまが面白おかしくゲームの説明をしてくれたよ。
どうやら人狼というもので、さっきやったインサイダーゲームみたいに駆け引きのあるゲームみたい。
人をだましたり嘘ついたりするのは苦手だし好きじゃないけど、まあゲームだから楽しんでやってみることにした。

最初は村人だったね。
探り合いをしながら誰が人狼なのか、誰が村人なのかって探し当てないといけなくてなかなか頭を使う。
一回目は訳も分からず他の人の行動や発言を見てるだけで終わっちゃった感じ。

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2回目3回目は祈祷師をやったよ。
人狼の疑いをかけられたけどうまく乗り切った場面があって、すごくうれしかったな。
とにかく騙されないようにしつつ、誠実で説得力のある言葉を伝えることを意識したのが良かったのかもしれないね。

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最後は人狼をやったんだけど、これが一番難しかったね。
なんといっても二人で部屋に入って一人で戻ったらバレバレだもん。
それをうまく覆すだけの演技が出来なくて満場一致でやられてしまった・・・・
もっと早く動いた方が良かったとか最後に何を言うかまとまってから行動すればよかったとか反省しきり。

そうこうしているうちにすっかりいい時間に。
随分とゲームにのめりこんで楽しませてもらったなぁ。
最後には初めてなのによく頑張ったってお小遣いまで頂いちゃった。

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そのまま解散になってみんな帰っていっちゃった。
私もいつもの酒場へ帰っていったけどちょっとだけ寂しいキモチ。
でも寂しく感じるのはその直前までが楽しかったってことの裏返しだと思うの。
 だから、また楽しく過ごせることに期待して黒熊亭へ向かってしまうのかもしれないなぁ。

(飛鳥:#RPG) 冒険は突然に

○月×日 晴

いつものようにCat's Lair を出た私は、何をするわけでもなく銀行前へ向かった。
ブリテイン第一銀行前はいつもにぎやかだ。
にぎやか・・・・なのはいいけれど、一人の殿方が道路の真ん中で着替えをしている。
なんでこんな公衆の面前で裸になれるのだろう。
私は思わずうつむいてやり過ごそうとした。

「おう、ニキシー」

それなのに向こうから声をかけてくるなんて!
遠目からでも良く目立つその姿がジョーダンさまだなんてことわかっていたし、声をかけてくれるのはうれしい。
でも・・・・よりによってパンツ丸出しの相手に呼びかけられるレディのキモチになってほしいものだ。

当のジョーダンさまはそんなことは気にしている様子もなくアレコレと着替えを続けている。
どうやらコーディネートに悩んでいるようだ。
銀行前にたむろしている方々からあれやこれやとアドバイス?が飛び交っているうちに今日のファッションが決まったようだ。
ドラゴンの鱗を使った鎧に飾り襟をつけた姿は勇ましくてカッコよかったな。

着替えが終わるとジョーダンさまは再び私に声をかけた。

「よし、黒熊亭に行くぞ」

黒熊亭!冒険者が集まるユーの酒場だ。
つい先日ようやく足を踏み入れることに成功したけど、知らない人も多くてドキドキしてしまう場所だ。
私はワクワクとドキドキが混ざった心境でジョーダンさまの後ろへついて走っていった。

ところが黒熊亭に向かう途中、ユーのムーンゲートのところで常連の方々とバッタリ。
これからどこかへ出かけるみたい?
ジョーダンさまが行き先変更を告げる。
どういう流れかわからないままその冒険についていくようだ。
準備も何もしてないけど大丈夫なのかな・・・・
私は少々の不安を新たに加えムーンゲートをくぐったのだった。

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ゲートをくぐった先はロイヤルシティだった。
ここからさらに移動する見たいだけど、あまりなじみの無い場所なので迷子にならないか不安だった。
なんとかみんなを追いかけていくけど足が遅いから置いていかれそうになってしまう。
でもその度、ねこかっぷさんが足を止めて迷子にならないよう待ってくれた。
こういう配慮ができるレディになりたいなぁっていつも思うんだけど、ゲンジツは厳しくそう簡単なことじゃないのだ。

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ロイヤルシティのゲートから大分はしってもまだ目的地にはつかないみたい。
その途中にはすごく大きな滝があって壊れかけのつり橋がかかっていた。
ユーの大滝と同じくらい大きくて、水が流れ落ちる音がゴーゴーと鳴り響く。
水しぶきに濡れたつり橋は、今にも腐って落ちるんじゃないか心配で足がすくんでしまう。

にぼしさんも初めて来たみたいだけど怖くなかったのかな・・・・
私は自分が怖がっていることを知られたくないから聞けなかったなぁ。
でも歩いてるところを見るとすごくバランス感覚が良さそうで、つり橋が細くなっているところもスイスイとすべるように進んでいた。
足場の悪いところをあんなに上手に歩けるなんてすごいなぁ。
なにか特別な訓練でもしているのかしら?それとも冒険者にとっては当たり前の作法かもしれない。

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つり橋からまた少し進んでいくとどうやら目的地のようだ。
特に何もない原っぱでたまに大きな蜘蛛が歩いているくらい。
いったいここに何があるというのだろう。

みんなはその蜘蛛を追いかけ回している。
どうやら今日は蜘蛛狩りが目的みたい。
こんな蜘蛛くらいならなんてことない、私がいつも連れているリスでも倒せちゃうくらいの相手だし。

すると突然誰かの断末魔が聞こえた。
良く聞こえなかったけど最後に「完」って言ってたのだけはわかった。
声のした方へ駆けつけてみるとこにはジョーダンさまが倒れていた・・・・

こんな大蜘蛛にやられるなんて油断しすぎにもほどがあるわね、なんて思いながらヒールをかけていると、私はなにかに噛みつかれてしまった。
なんと!地中から突然現れた別の種類の蜘蛛に襲われたのだ。

慌てて逃げるのだけど足が速くてすぐに追いつかれてしまう。
立て続けにかまれて毒まで浴びてしまった。
でも誰かの解毒とヒールのおかげで命拾いできたのだった。
しかし地中から出てきた蜘蛛は私たちに次々と襲い掛かってくる。
どうしよう・・・・

その時!雪虎さんとタイガーリリーさんがかけつけてあっという間に退治してくれた!
それでもまだこのへんな蜘蛛は地面から飛び出してくる。
いくら逃げても逃げた先で別の蜘蛛がまた突然現れて噛みついてくるしキリがない。
私もなんとか戦うことができないだろうか。

その時ふと思い出した!以前銀行前で行商していた怪しい人から買った水晶玉の事を。
売っていたときの謳い文句では、この水晶をなでると自分のペットをこの場に引き寄せることができるらしい。
半信半疑だったけど面白そうだから買ってはみたものの、使うこともなくすっかり忘れていた。
慌ててバッグの中を探っていると・・・見つけた!一番底に転がっていて随分乱暴に扱っていたけど壊れていないだろうか。

私は祈るように大急ぎで水晶玉をなでまわした。
すると私の傍らにペットのコールドドレイクが現れたのだ!
怪しい行商人なんて言ってごめんなさい、まさか本当にそんな不思議なものがあるなんて思わなかったの!
今度見かけたらお礼を言わないといけないなぁ。
なんにせよこれでようやく狩りに参加できる。

小柄な少女のロクサネさんも青い鹿!を被ったバーチンさんも戦っている。
私だってやる時はやるんだから!
そう意気込んでは見たものの、それほど書くやつの場もないままあっという間に蜘蛛狩りは幕を閉じた。

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その後は全員で黒熊亭に押しかけたけど、そこで私ははじめて気が付いた。
実はさっきまでの蜘蛛狩りは黒熊亭に掲げてある依頼掲示板のお仕事だったってこと。
マスターが仲介してくれている依頼の中に蜘蛛の甲羅を集めるというのもがあったようだ。
私にとって初めてのお仕事は慌ただしく何が何だかわからないうちに始まって、そしていつの間にか終わったのだった。

その後しばしの談笑、これが一番楽しい時間かもしれない。
儲け話やどこかの家に泥棒が入った話とか、武器を作ってもらうなんて話も出てたなぁ。
武器をはじめとする装備品に魔力を籠められる職人さんがいるのは知ってる。
だって私の未熟な魔法を助けてくれるようなブレスレットを作ってもらったことがあったからね。

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こうして私は黒熊亭での楽しい夜を過ごしたのでした。
そうそう、そう言えばバーチンさんから私のフロストドレイクを褒めてもらったの、うれしかったな。
青く染めた鹿側のマスクをかぶってるくらいだし、きっと青が好きなんだと思う。

色々と気になること、知りたいこともあるからこれからもこの黒熊亭に顔を出して行こうかな。
お酒が飲めないからちょっと気が引けるけどね。

(小説) Not Pirate Story - 海賊と呼ばれた男の回想 -

「なに!?オレ様が海賊帽をかぶってるわけが知りたいだって!?」

 酒場の中でひときわ異彩を放っている男が大声を出した。別に聞き耳を立てているわけじゃないけれど、あんな大声で話していれば店中、いや、ユーの町中にだって聞こえているかもしれない。周囲の男たちは大声の主の事を『海賊』と呼んでいるが、本人は何度も海賊じゃないと否定していた。しかしそのいでたちは誰がどう見ても海賊にしか見えない。

「まあ確かに、海賊でもねえのに海賊帽を被っているのはおかしいかもしれねえな」

 その通り、海賊帽をかぶり酒場で飲んだくれて、あんな大声を出す神父がいたらそれこそ驚きだ。その『海賊』は言葉を続けた。

「だがな?世の中には鹿や熊のはく製を頭にかぶっているやつだっているんだぜ?それに比べたら海賊帽なんてかわいいもんじゃねえか。おい、そう思わないか、そこのお嬢ちゃんよ?」

『海賊』の話に聞き耳を立てていた私に、まったく予想もしていなかった出来事が起こった。この『森の黒熊亭』の噂を聞いてたった一人で足を踏み入れた初めての晩に、誰かから話しかけられるなんて思っていなかったし、もちろん心の準備なんて出来ていない。私はすぐに返事をすることができず辺りを見回した。すると店主と思わしき男性が首を横へ振っている。その仕草は、まるで『また一人犠牲者が増えたか』と言わんばかりである。

「あの、私は……海賊帽も、熊や鹿の帽子もかっこいいしかわいいと思います。もちろんスカルキャップも」

「かー、優等生的な回答だねえ。つまらねえ、まったくもってつまらねえ。このままじゃ楽しい夜が明ける前に白けちまうぜ」

 『海賊』はそんなことを言いながら目の前のジョッキを煽ってから話を続けた。

「仕方ねえ、それじゃオレ様が一つ面白い話をしてやるとするか。どんな話かって?それは、オレ様が海賊帽を被ることになったわけってやつさ」

 私は、思わず止めてしまっていた息を大きく吸い直し、周囲の客と同じように、海賊、いやトレジャーハンターの話に耳を傾けた。


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 オレ様がまだ駆け出しの冒険者だったころの話だ。いつものように隠された財宝、まあ駆け出しなんでチンケな財宝さ、こいつを掘り出して罠を外し、鍵を開けて中身を鑑定するってことを日に何度も繰り返していた。

 ある晩、とある宝石屋へ宝石を売っぱらって今日の酒代には困らねえといい気分だったところにその男は現れたのさ。そいつは野郎のくせにオレ様のすぐ隣にピッタリと身を寄せてきやがった。

 その手の素養がないオレ様は思わず飛びのいちまったんだがよ?支えを失ったその男はその場で倒れこんじまった。不思議に思って覗き込んで見るとどうやら怪我をしているらしい。心優しいオレ様はもちろんその男を担ぎ上げてよ、ヒーラーのところへ連れて行ってやったのさ。

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 数時間たってからその男はようやく目を覚ました。むろん礼が欲しくて待っていたわけじゃねえ。まあその、なんだ?行きがかり上、安否は確認しておきたかっただけさ。

 ようやく口が開けるようになったその男、どうやらジェロームから逃げてきたらしい。ジェロームと言えば戦士の街だ。訓練が嫌になって逃げだしたのかと思っちまったが、それくらいで大怪我するはずもねえ。オレ様はなにか秘密がありそうだと感じ取り詳しく聞いてみることにしたのさ。するとそいつの口からは驚くべき話が飛び出してきやがった。それを聞いたオレ様は、こりゃとんでもねえことを知ることになっちまったと、正直言って震えが止まらなくなったんだ。

 なに?怖いのかって?そりゃ違うぜ。武者震いってやつに決まってんだろ。なんってったって、一生遊んで暮らせるほどの財宝が隠されているって話を聞いちまったんだからよ。そいつを掘り当てりゃ日々の酒代に頭を悩ますことも、我慢してばばあを抱くことともおさらばだ。

 なんでも、怪我をしていた男の家系にはとてつもねえ財宝の秘密が代々伝えられていて、それを知られたために狙われ続けているということだ。それじゃそいつをオレ様がいただくためにおめえさんを襲うかもしれねえよ?と言ったらな、その男が知っているのは、その宝に仕掛けられている封印を解除するための魔法の鍵についてだけなんだと。場所や鍵はまた別の家系に伝わっているはずだが、その詳細についてはわからねえってことだ。なるほど、そんな隠し方は聞いたことがねえ。とすると、こいつは本当にどでけえ財宝なんだろう。

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 興奮したオレ様はのどを潤すために、治療院の中にいることも忘れ持っていたラム酒を一口飲んだ。それを見たヒーラーのおっさんは怒り狂ってオレ様に食って掛かってきやがって……まあ当然のように表へ放り出されたわけだ。

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 もう大分時間の遅い深夜の事だ。いくら首都ブリテインと言えど人の気配はねえ。しかしオレ様の目は見逃さなかった。治療院の向かいにある宿屋の窓から漏れる光が、オレ様が放り出されると同時に消えたことをな。まだ駆け出しとは言え、その才能はピカイチだったオレ様は、その不自然さにくせえなにかを感じ取ったのさ。さすがと言うほかはねえだろう?なあ?

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 こうなったら仕方ねえ、このままねぐらへ引き上げても良かったが、面白いことが待ってるかもしれねえ。そう思って治療院の影で待つことにしたのさ。

 明け方も近くなってきた頃、宿屋からこそこそと出てくる人影が見えた。それは明らかにチェックアウトしてきた様子じゃねえ。オレ様はまるで罠を外す時のように慎重に身を隠し、そいつら、五人位だったかな、治療院に忍び寄る影を監視していた。

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 この小さな治療院には裏口なんぞねえ。押し込む気なら正面から入ってヒーラーと一戦まみえることになるだろう。さて、こいつらはどう出るだろうとみていると、驚いたことに一人が屋根に上って火をつけやがった。いくら建物が魔法で保護されていると言ったって中身は別だ。数分もたてば熱くていられなくなるだろう。たまらず出てきたヒーラーとさっきの男が当然のように賊の襲撃を受ける。

 襲撃と無関係なヒーラーのおっさんは、あなたへかまっているひまなどない、なんて言いながらどこかへ立ち去ってしまった。なぜだかわからねえがガードも飛んでこねえ。

 このままじゃせっかく助けたあの男の身があぶねえ。オレ様は四人の賊に囲まれて万事休すと言ったところへ割って入ったのさ。こんなことは平凡なヤツには到底出来ねえ、俺様だからこそなせることだ。お前らもそう思うだろ?

 しかし、火をつけたラム酒のボトルを投げつけたり魔法で応戦したりを繰り返したものの多勢に無勢だ。徐々に追い詰められていくオレ様たちだった。すると男はオレ様に向かってトンデモねえことを言いやがった。ここまで一緒に戦わせておいて、いやオレ様が勝手に加勢したんだが、無関係なんだから逃げろと言いやがったのさ。

 オレ様は思わず言い返したね、別に助けてなんかねえ、めったに味わえねえ刺激があるからオレ様はここにいるんだ、ってな。すると男は呆れたように首を振りやがったのさ。ちょうどそこにいるサボり魔店主みたいにな!

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 まあそんなこんなで襲撃に抵抗してきたオレ様と男だったが、とうとう力尽きるときが来ちまった。背後から音も影もなく忍び寄ってきた賊に男が刺され、そのことに気を取られたオレ様は隙を突かれて棍棒でしこたま殴られ気を失っちまった。

 目覚めてみると頭にはでけえたんこぶが出来てやがって頭が痛くて仕方ねえ。それでもなんとか呻きながら転がってる男へ近寄って安否を確認すると、どうやらまだ息があるようだった。

 しかしこいつを刺した刃には毒が塗ってあったらしく顔が紫色で虫の息だ。大急ぎで解毒の呪文を唱えたが、なんということだ、秘薬袋を持っていかれてしまったらしく解毒が出来ねえときた。

 このままじゃ男が死んじまう、そう思って秘薬を買いに走ろうとしたその時、男は俺様のブーツに手をかけ行く手を阻みやがった。自分を助けるために走り出そうとした相手を引き留めるなんざ正気じゃねえ。

 振りほどいて秘薬を買いに行こうとするオレ様へ男はなにやら話しかけてくる。声がか細くて何言ってるかわからねえと、耳を近づけてよく聞いてみた。すると男は今にも消え入りそうな声でオレ様へ懇願しやがった。

 賊はすべての荷物を持って行ってしまった。その中には封印を解くカギが入っていたがそれは真っ赤な偽物で、本物はこの帽子の裏に縫い込まれた刺繍を解読することでわかるんだとよ。

 毒と出血でもう命が尽きる寸前の男はさらに言葉を続けた。その帽子を俺に託すから誰にも渡さず守ってくれと。もし財宝の場所がわかって掘り出すことができる日が来たら好きにしていいとも言った。

 そこまで言い残し、男は俺の腕の中で息を引き取ったのさ。オレ様は誓ったぜ、決してこの帽子を手放さねえことと、いつの日か財宝を必ず掘り当ててみせるとな。

 そしてブリテイン北の墓場に男を埋葬し、重い頭を抱えながらねぐらへ帰ったのさ。

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 海賊と呼ばれている男が話し終わったとき、酒場は静まり返っていた。まさかあの海賊帽にそんな逸話があっただなんて……

「おっと、オレ様としたことがしんみりさせちまったかな?というわけだ、オレ様が海賊帽を被っているが海賊じゃねえってわけがわかっただろ?」

 頷いてる者、涙を浮かべている者、酒場にいる者たちの反応は様々だった。私もあふれてくる想いを抑えきれず涙が浮かんできているのがわかる。その涙が頬を伝いそうになったとき、一人の女の子が『海賊』の背後へ音もなく忍び寄っていた。

 育ちの良さそうな、およそ酒場には似つかわしくない身なりをした女の子は、なんと驚くことに『その』海賊帽を両手で取り上げたのだ。

「おい小娘!なにしやがるんだ!返せ!戻せ!同じトレジャーハンターと言えどやっていいことと悪いことの区別もつかねえのか!」

 どうやらその女の子は『海賊』と同じトレジャーハントを生業にしているようだ。

「これがその海賊帽?どこにも特別な刺繍なんて入ってないじゃない。それにこれ、それほど古いものには見えないけど?」

 その女の子の手から海賊帽をひったくり取り戻すと『海賊』はしたり顔でこう言った。

「そりゃそうさ、だってよ、さっきの話は今即興で作った作り話だからな。HEHEHE」

 それを聞いた店主や酒場の客たちは、まるで話のお代を支払うかのように、酒瓶やチーズ、ベーコンなどを『海賊』へ投げつけはじめた。それを見た私の涙は、感傷から笑いのそれへと変わっていた。

 その騒ぎを尻目に、先ほど帽子を取り上げた女の子は、なぜか安堵の溜息を洩らしたように見えた。

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 ◇◇◇◇◇◇  ◇◇◇◇◇◇  ◇◇◇◇◇◇  ◇◇◇◇◇◇  ◇◇◇◇◇◇


あとがきに変えて。

いかがでしたでしょうか。
この作品は、Neonが飛鳥で活動するために遣わしたNixieがUO内の短編小説として書いたものです。
その際、一応ロケハンをして違和感の無いよう工夫しまして書いております。
実際の町並みと合わせて風景を思い浮かべていただけたら幸いです。

ちなみになぜ小説を書いたのかというのは、飛鳥にあるRP酒場、黒熊亭で行われたイベントに合わせ思い付きで書いてみたという単純なものです。
詳細につきましては下記リンク先、黒熊亭さまのイベントページをご覧ください。



当小説は1月1日までは黒熊亭でお読みいただけます。
その後、PC図書館である Library Cafeさまへ寄稿される予定となっております。

このような小説を書く機会を与えてくださった黒熊亭の皆様にお礼申し上げます。
併せて登場人物として書かせていただいた#RPGギルドのメンバー紹介ページのリンクを貼らせていただきます。

元冒険者で黒熊亭店主、曲者ぞろいのギルド#RPGを切り盛りするギルドマスター、グレンさま


not 『海賊』 偉大なるトレジャーハンター、キャプテン・ジョーダンさま


あまりにも幸運な少女であるトレジャーサルベージャー、シャノン・ダイアーさま


また、ギルド#RPGのみなさま、黒熊亭のお客様方、LibraryCafeのラトール様、そして拙作をお読みくださったすべてのみなさまにお礼と感謝を申し上げます。
このような機会に出会うことができたのはとても嬉しく素晴らしい体験でした。
本当にありがとうございました。

ブリタニアの民よ!エンタティナーであれ!

(小説) life of the fisherman - とある漁師テイマーの平凡な日常 -

「あー、波が高いぜ」

 船頭がそう言うと船が大きく揺れた。と同時に、がっちりと着込んでいるシーサーペントの鱗で仕立てた鎧が”なぜか”脱げ落ちてしまう。しかしそれを慌てもせずに着なおしてから、散乱したバックパックを開きなおして整理を始める。

 こんなことは船で旅をしていればごく当たり前の光景だ。高波が来れば、エレメンタルの魔法さえ跳ね返す鎧も脱げてしまうし、どんなにきれいに並べていてもバックパックは放り出され閉じてしまう。

 不思議な出来事と言えば確かにそうなのだけれど、この世界”ブリタニア”にやってきたことと比べれば些細なことだった。

「あー、ブリテインであっしがであった女の話をしましたっけ?貧弱な身体と貧相な装備で酒場の前に立って呆けていたんですぜ。なに、つまらん話でさ」

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 船頭は時折、聞いてもいないのに大きな声で独り言を言う。

「確かにつまらない話ね。だってこの世界ではありふれた、いや、ありふれていた光景だもの」

 私は返事を返しながらようやくバックパックを片付け終わった。

「ヒヒーン、ブルルルルン」

「どうしたの?お腹が空いたのかな?ちょっと機嫌が悪いわね」

 ともに旅をしている私の騎士(ナイト)は白馬に乗った王子様、ではなく黒い馬だ。つぶらな瞳と長いたてがみが水面からの反射光でキラキラと輝いている。どうやら不機嫌そうなその黒い馬、一般的には魔物の仲間として恐れられていたり嫌われていたりする種であるナイトメアと出会ったのはいつ頃のことか。もうはるか昔の事だ。

 初めてのじゃれあいは、ナイトメアからの挨拶からだったように記憶している。当時はまだ未熟だった私へ、目の覚めるようなフレイムストライクを撃ちこんでくれたっけ。しかし”彼”は、その時熱心に繰り返した私の呼びかけに応えてくれた。私はこの子にマキャビティと言う名をつけ、今はこうやって一緒に旅をしているのだ。

 かつては一緒に旅をしていた真っ白で知性的なドラゴン、ホワイト・ウィルムのグリドルボーンは厩舎で留守番をしている。もしかしたらそのことが寂しいのかもしれない。

「船頭さん、船を止めてちょうだい。休憩にするわ」

「アイアイサー」

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 船は進むのをやめ、穏やかな波に揺られながらしばしの休息を取る。私は持って来た生肉を一切れ取り分け、マキャビティへ放り投げた。彼はむさぼりつきながら満足げな表情を見せる。私もリンゴをかじりながら先ほど釣り上げたばかりの小魚を丸呑みした。ゴクリと飲み込んだ瞬間目の前がキラキラと輝いて、なんだか賢くなったように感じるのは気のせいだろうか。

「さてと、海賊探しはいったん中断して漁をしようかしらね。サボってばかりじゃいつまでも配達が進められないわ」

 いつの間にかうつってしまったのか、船頭のように独り言を言ってからエビやカニを捕るための罠籠を船の周りに仕掛ける。そしていつも手にしている愛用の釣竿を振って糸を垂れた。

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 どのくらいこうしていただろうか。辺りが暗くなり夜になってしまった。こう暗くなってしまっては釣り針に餌をつける手もおぼつかない。今日の釣果もまあまあだったし、ここらで切り上げることにしよう。

 さてどうしたものか。来た航路を引き返してジェロームへ戻ろうかしら。いやいや、そうするとまたバックパックが散乱してしまう。ついさっき整理を終えたばかりだし、今はあの時の荷物に加えて釣り上げた魚まで持っているのだ。

 私は何枚か持ち歩いている海図をぱらぱらとめくり一枚を取り出した。それは海水がはねて変色している個所が目立つ、古めかしい羊皮紙で出来た地図だ。私はもう一度確認してからその海図を船頭へ渡しいつものように命じる。

「ピンを立ててるところへ向かって。目指すはシーマーケットよ」

 桟橋を並べただけの簡素な町。いや町とは言えない規模の浮港だが、船を塗りなおすにはそこへ行かなければならない。

「大分塗装が剥げてきちゃったしね。今度は何色で塗ろうかしら。それに、にんにくもそろそろ交換時ね」

 数えきれないほどの海賊を捕らえて得た報酬として手に入れたこの船には、魔除けとしてにんにくがぶら下げてある。なんの魔除けかはわからないし効果も怪しいものだが、まあ雰囲気づくりには一役買っているのだろう。

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 それほど長くない航海を経て何事もなくシーマケットへついた私は、船大工へ整備を頼んでから真っ先に魚商人のもとへ向かった。随分前に依頼されたまま放っておいた、ムーングロウからシーマーケットへの配達を終わらせるためだ。

「遅くなったけど依頼の品届けたわよ。確認してちょうだい」

「おお、ごくろうさん。じゃあ今回の報酬だ、受け取れ」

「ええ?また餌なの?たまにはもっといいものちょうだいよ。白い巻物とかあるでしょ?」

「はっはっは、いくら夜だからって寝言を言っちゃいけねえな。いい報酬が欲しけりゃもっと数をこなして頑張るこった。途中で投げ出したらダメだぜ?」

 ちょっとふざけたつもりが痛いところをつかれてしまった。頑張りが足りないのはわかっていたが、こうやってはっきり言われると気持ちが沈んでしまう。

「ちぇ、わかったわよ。やればいいんでしょ、やれば。行こうマキャビティ」

 マキャビティが隣で大きないななきをしてからついてくる。

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「よう船長、船の整備終わってるぜ。色はご希望通り黒くしといたから確認しとくれ。新品のにんにくはサービスだ」

「ありがとう。これで気分よく航海に出られるわ」

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 追加でチップを渡し、気分を良くして船へ乗り込んだ。新たな配達依頼はブリテインまでだったが、その前にムーングロウへ行って買い物をしよう。たまには宿屋へ泊って、真水で汗を流してからベッドに横になりたいしね。

「あなたもたまには干し草の上で眠りたいでしょう?というわけで船頭さん、次はムーングロウへ向かってね」

「アイアイサー」

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 船の整備が終わることには夜が明けており、朝日に照らされてキラキラと光る海面が眩しい。これだ、この景色を見るために私は船に乗り続けているのだ。マキャビティのたてがみをなでながら、私は朝日が昇っていく方角を見つめていた。

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 すると唐突に船頭が叫んだ。

「あー、バッカーニアズ・デンであっしがであった女の話をしましたっけ?その女、あっしを海賊にしようと近づいてきたんですぜ。なに、つまらん話でさ」

 本当につまらない話。そうね、例えるなら、毎日同じような日々が過ぎていくこのブリタニアでの生活と同じくらい、退屈でつまらない、そして最高の平凡な日常を表しているような、そんなつまらない話だわ。

「ヒヒーン」

 まるで同意するようにマキャビティがいなないたが、その声は大海原に消えていった。



◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇  ◇◇◇ 



あとがき

これは短編、というかショートショートってくらいの短いお話ですね。
Neonの分身のひとり、テイマーであるJellicle (ジェリクル) の日常を切り抜いた平凡で珍しくもないお話です。
あれこれ考えていたら文章量の割に写真が多すぎました。。。
まあ絵本みたいなものだと思ってください><

作中は特別な冒険や戦いはなく、ペットと船頭、それにシーマーケットの魚商人に船大工が登場しています。
実際の彼らは流暢な言葉を離すことはありませんが、きっとこんな風なやり取りが行われているんじゃないかなっていつも想像してます。

かつてJellicleがよく連れていたのはWWやルンビでした。
その相棒としてメアの乗って一緒に狩りへ行ってたんですが、ペット訓練によってそれぞれが単独行動することになったんですね。
なのでちょっとだけメアが寂しがっているような描写を入れてみました。
でも実際には、厩舎にいる間はみんな一緒だから寂しがったりはしないかもしれないな、なんて思ってみたり。。

その厩舎の中ですが、そこにはもうすっかり出番の少なくなったペットがいたりしますよね。
でもたまに用もなく厩舎から出して餌をあげてまた戻したり、そんなことしてる方があたし以外にもいるんじゃないでしょうか。
だって、こんなに長く続いている世界ですから、きっと冒険譚だけではない様々な平凡物語があるんだろうなぁって思うんです。
そしてあたしはそんなブリタニアが大好きです。

※飛鳥のLibraryCafe様へ寄稿しているものへ加筆修正をしています。

プロフィール
2001年ごろルネッサンス時代にウルティマオンラインをはじめました。 その後幾度かの休止を挟みつつ細々続けてきました。 メインシャードは瑞穂、フェルッカのヴェスパーに住んでいます。 基本的に戦闘は苦手なので、ブログの内容は日常のことが多いです。
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