この日は朝からなにも手につかないような、全身を悲しみが覆い尽くすような、そんな一日の始まりでした。
夢なら醒めてほしいし現実なら未来が変わってほしい、そんな気持ちです。
でも刻一刻と時間が迫ってきて、私はどうしたらいいかわからないまま空を見つめてその時を待っていたのです。
~~~~~~~~~~
「こんばんは」
いつものように訪れたの黒熊亭。
マスターが「よう」と返してくれるのもいつものこと。
でも今日はお店の雰囲気がいつもとちがう感じです。
なんといっても今日は特別な日ですからね。
私が黒熊亭についたころには、広い店内が狭く感じるくらい大勢の人であふれてました。
わいわいとひと騒ぎした後に、ミノックへ移動しての人狼大会となりました。
これが生涯二度目の人狼ですけどどちらもあの方が誘ってくれたものですね。
そしてもしかしたらコレが最後になるかもしれない・・・・
そう考えるだけで涙が出ちゃいそうになっていました。
でもメソメソしちゃダメなんです。
これはお別れなんかじゃなくて門出を祝うための時間なんですから。
誰の門出だって?
それは・・・あのジョーダンさまなんです・・・
詳しいことはよくわからないけど、どこか遠い国へ旅に出るそうです。
聞いたことの無い国だったから名前は忘れちゃいましたけど。
ジョーダンさまがブリタニアを離れてしまうのは寂しいけど現実感がないからまだ泣きません。
だってこんな風にいつもと変わらず不思議な司会をしているんだもの。
いつものようにいつもの日常、そこへいつもの騒動を巻き起こしてくるジョーダンさまがこの世からいなくなるはず有りません。
だからというわけじゃないけれど、今日はめいいっぱい楽しんで、楽しいところを見せ付けてやろうって思ったんです。
そうしたら後ろ髪引かれる思いで未練を引きずったまま旅に出るんじゃないかなってね。
それなのに2回やった人狼ではどちらも初日に噛まれたり釣られたりしちゃった・・・・
結局ほぼすべての時間を眺めて過ごすことになって残念だったなぁ。
でもそれは悪いことばかりじゃなくて、ゆっくりと考えながら見学出来たからこそわかる面白さもあったような気がしたよ。
最後の最後、せっかく残っていた村人が疑心暗鬼で村人を吊るところなんて笑いをこらえるのが大変だったもの。
本当はもう人狼全部倒してたのにね。
ゲーム終了後には表彰式が行われました。
なんだかんだで全員へ○○賞ってつけていって賞金が配布されました。
私は、なにがなんだかわからないまま不幸が起こりすぎてかわいそうだからお情け賞、みたいな感じだったかな・・・・
全員分の表彰が終わったらいよいよ解散です。
でもね、こんな楽しい夜は永遠に終わらなければいいのにって思ってしまったよ。
それはきっと私だけが思っていることじゃないと思うの。
だってこんなにたくさんの人が集まったところ見たらわかるでしょう?
最後の最後に少しだけお話して本当に本当の解散となりました。
私の手には最後にあそんだ人狼の道具が残されていたよ。
それを一人で眺めていたらいつの間にか頬に涙がつたっていることに気が付いたの。
おかしいよね。
だって新天地へ冒険に出かけるのなんて珍しくもおかしくもない。
それは挑戦だったり刺激を求めたりすることなんだから応援しなくっちゃね。
だから笑顔で送り出そうって思ってた。
だから最後に貰ったこの海賊帽だって、お別れの品なんかじゃないの。
ちゃんと帰ってくる場所がここにあるんだよってこと。
ジョーダンさまが飼っていたオウムと一緒に預かってるだけだからね。
だから・・・・・心が落ち着くまでのもう少しの間だけ泣かせておいてね。
明日にはきっと笑顔になるから。
-----------------
というわけで、飛鳥の名物男子であるキャプテン・ジョーダンさまの引退送別会でした。
過去何度も引退を見送ってきたけどこんなにはしゃぎながら見送ったのは初めてです。
引退は残念だし悲しいことだけど、その人それぞれの事情もありますし仕方ないですね。
それにあたし自身何度も出入りを繰り返してます。
その時の理由もさまざまでした。
でも最終的にはこうやって戻ってきてしまっているわけで・・・・
しかも他にも戻ってくる人が結構な数いるのも事実!
きっとなにか不思議な魅力があるんですよね!ブリタニアには!
夢なら醒めてほしいし現実なら未来が変わってほしい、そんな気持ちです。
でも刻一刻と時間が迫ってきて、私はどうしたらいいかわからないまま空を見つめてその時を待っていたのです。
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「こんばんは」
いつものように訪れたの黒熊亭。
マスターが「よう」と返してくれるのもいつものこと。
でも今日はお店の雰囲気がいつもとちがう感じです。
なんといっても今日は特別な日ですからね。
私が黒熊亭についたころには、広い店内が狭く感じるくらい大勢の人であふれてました。
わいわいとひと騒ぎした後に、ミノックへ移動しての人狼大会となりました。
これが生涯二度目の人狼ですけどどちらもあの方が誘ってくれたものですね。
そしてもしかしたらコレが最後になるかもしれない・・・・
そう考えるだけで涙が出ちゃいそうになっていました。
でもメソメソしちゃダメなんです。
これはお別れなんかじゃなくて門出を祝うための時間なんですから。
誰の門出だって?
それは・・・あのジョーダンさまなんです・・・
詳しいことはよくわからないけど、どこか遠い国へ旅に出るそうです。
聞いたことの無い国だったから名前は忘れちゃいましたけど。
ジョーダンさまがブリタニアを離れてしまうのは寂しいけど現実感がないからまだ泣きません。
だってこんな風にいつもと変わらず不思議な司会をしているんだもの。
いつものようにいつもの日常、そこへいつもの騒動を巻き起こしてくるジョーダンさまがこの世からいなくなるはず有りません。
だからというわけじゃないけれど、今日はめいいっぱい楽しんで、楽しいところを見せ付けてやろうって思ったんです。
そうしたら後ろ髪引かれる思いで未練を引きずったまま旅に出るんじゃないかなってね。
それなのに2回やった人狼ではどちらも初日に噛まれたり釣られたりしちゃった・・・・
結局ほぼすべての時間を眺めて過ごすことになって残念だったなぁ。
でもそれは悪いことばかりじゃなくて、ゆっくりと考えながら見学出来たからこそわかる面白さもあったような気がしたよ。
最後の最後、せっかく残っていた村人が疑心暗鬼で村人を吊るところなんて笑いをこらえるのが大変だったもの。
本当はもう人狼全部倒してたのにね。
ゲーム終了後には表彰式が行われました。
なんだかんだで全員へ○○賞ってつけていって賞金が配布されました。
私は、なにがなんだかわからないまま不幸が起こりすぎてかわいそうだからお情け賞、みたいな感じだったかな・・・・
全員分の表彰が終わったらいよいよ解散です。
でもね、こんな楽しい夜は永遠に終わらなければいいのにって思ってしまったよ。
それはきっと私だけが思っていることじゃないと思うの。
だってこんなにたくさんの人が集まったところ見たらわかるでしょう?
最後の最後に少しだけお話して本当に本当の解散となりました。
私の手には最後にあそんだ人狼の道具が残されていたよ。
それを一人で眺めていたらいつの間にか頬に涙がつたっていることに気が付いたの。
おかしいよね。
だって新天地へ冒険に出かけるのなんて珍しくもおかしくもない。
それは挑戦だったり刺激を求めたりすることなんだから応援しなくっちゃね。
だから笑顔で送り出そうって思ってた。
だから最後に貰ったこの海賊帽だって、お別れの品なんかじゃないの。
ちゃんと帰ってくる場所がここにあるんだよってこと。
ジョーダンさまが飼っていたオウムと一緒に預かってるだけだからね。
だから・・・・・心が落ち着くまでのもう少しの間だけ泣かせておいてね。
明日にはきっと笑顔になるから。
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というわけで、飛鳥の名物男子であるキャプテン・ジョーダンさまの引退送別会でした。
過去何度も引退を見送ってきたけどこんなにはしゃぎながら見送ったのは初めてです。
引退は残念だし悲しいことだけど、その人それぞれの事情もありますし仕方ないですね。
それにあたし自身何度も出入りを繰り返してます。
その時の理由もさまざまでした。
でも最終的にはこうやって戻ってきてしまっているわけで・・・・
しかも他にも戻ってくる人が結構な数いるのも事実!
きっとなにか不思議な魅力があるんですよね!ブリタニアには!