この日、ベイン軍の卑劣な策略に倒れたドーン女王の葬儀が行なわれました。


BNN - 告別式のお知らせ

http://ultimaonline.jp/news.phtml?id=90336 


場所は告知されていたとおり、Yew裁判所です。

裁判所で葬儀とは多少違和感もありますが、適度な広さと派手な装飾が行なわれていないことから選ばれたのではないでしょうか。


確かご実家も Yew近郊だったように記憶してます。(焼け落ちてしまったはずですが・・・)

少し調べてみたら、ただの実家ではなく、農民の娘ドーンのすべて、だったようです。

ダーシャとともに、生家を前にして落胆する様子が記録として残されていました。


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「たしかに」ダーシャな小屋を見つめながら言った。「大きさから言えば、あの大森林に比べて、この建物はずっと小さいし、単純なものかもしれないわ。この程度の建造物なら、建てようと思えば何日もかからないでしょう。新しい家は、いつでも手に入るわ」彼女はドーンに向き直った。「でも、あなたにとってのこの場所の意味は、私が森に対して持っていたものと同じよ。そうじゃなくて?」

ドーンはやっと小屋から目を離し、ダーシャの顔を見た。「これは……、私の全てだったの。私の家だったのよ」

「私たちは2人とも、自分の世界を失ったのね」


エピローグ 2002年6月3日

http://ultimaonline.jp/community/news.phtml?id=5757 

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さて、戻って Yew裁判所。

参列者も大分増えてきました。

ロイヤルガードであるサージェフリーと、盟友ミーア族のダーシャの姿もあります。


0304Image42


そこへ現れたのは憎っきヴァーチューベインです。

最後の別れを名残惜しむ式場へそぐわない招かざる客、と言えますね・・・・


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その目的はというと・・・・

葬儀にこっそり参列していた、大盗賊リカルドからクリスタルを奪い取るためのようです。

酔っ払いアベリーはまぁおまけでしょうか。。。


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数度の雷光の後、リカルドは消え去り、クリスタルはヴァーチューベインの手に落ちたようでした。

それが本物かどうかはわかりませんが、ジェフリー卿もダーシャも、そしてわれわれ冒険者たちも何も出来ませんでした。


その後、裁判所の外へブラックロックゴーレムたちを大量召喚するヴァーチューベイン。

それを撃退に行くジェフリー卿と冒険者たち。

アベリーはというとご覧のとおりです。。。


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結局静かに送ってあげることは出来なかったようです。

その後場所を変え、すでに準備してある埋葬場所へと向かいました。


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墓碑には彼女の勇気をたたえる言葉が刻んでありました。

周囲は参列者からの贈り物がたくさん置かれています。


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そしてこちらは夫のオルスの墓碑。

悪の力に操られ、愛するものを自らの手にかけてしまいました。

その業に耐え切れず自らの命を絶ってしまいました。


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なんと悲しすぎる物語です。

あたしはその場にて立ち尽くし、しばらく動くことが出来ませんでした。

デーモンテンプルでの出来事からしばらくたちましたが、いまだに現実を受け入れることが出来ていません。


それでも多少の救いになったのは、色とりどりのランタンです。

現在ベイン軍の侵攻を食い止めている証に、防衛できている都市の名前が入ったランタンが置かれていました。


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しばらくすると置かれていた花々は枯れ、備えてある贈り物も塵となり消えてしまうでしょう。

記憶もだんだんと薄れていくのかもしれません。

現在も続くベイン軍の侵攻がいつまで続くのかわかりませんが、すべてが終わったそのときに、改めて献花に訪れたいと思います。

静かな片田舎の農家に産まれながらも、思いがけない激動に巻き込まれ女王にまで担ぎ出されたドーンは、短い一生をどんな思いで駆け抜けたのでしょうね。


これからは、ドーンとオルスを邪魔するものはいません。

永遠の愛で結ばれつつ、安らかに眠ってくださいね。


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